バルブの種類と構造(動画解説)


ゲートバルブ

ゲートバルブは、流体の完全停止を行うバルブです。
弁の完全閉止と全開のどちらかの状態で使用されるのが一般的です。
ゲートバルブには大別して内ねじ式と外ねじ式の2種類があります。

内ねじ式ゲートバルブ
内ねじ式ゲートバルブは、弁を上下させる弁棒のねじ部分が、バルブの内部に組み込まれており、外ねじ式に比べて、比較的コンパクトな構造です。 バルブの外部環境が、埃っぽかったり、異常に湿度が高い場合などに適しています。
外ねじ式ゲートバルブ
外ねじ式ゲートバルブは、弁を上下させる弁棒のねじ部分が、バルブの外部に出ているもので、弁体を上昇させるとき、弁棒自体も同時に上昇していくものです。 弁棒のねじ部分が直接流体と触れないために、流体に混入している異物等により、ねじ部分が破損することがありません。

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チェッキバルブ

チェッキバルブは、流体が正方向へ流れようとすると自動的に弁が開き始め、
流体の流れが止まると同時に自動的に弁が閉じる構造のバルブです。
当社で製造しているチェッキバルブは、大別して、スイング式チェッキバルブ、リングセット式チェッキバルブ、
サイレントチェッキバルブ、デュアルプレート式チェッキバルブ、ティルティング式チェッキバルブ、
およびリフト式チェッキバルブの6種類です。
スイング式チェッキバルブ
スイング式チェッキバルブは、弁を弁軸によりケーシング内部に吊り下げ、それをスイングさせることにより、弁の開閉を行う構造のバルブです。 スイング式チェッキバルブは、圧力損失が小さく、現在もっとも大量に使用されています。 ウォーターハンマー防止のために、カウンターウェイトをとりつけることもできます。 ただし、構造上、体積・重量とも、大きくなるので、特に大型バルブとしてはあまり適していません。
リングセット式チェッキバルブ
リングセット式チェッキバルブは弁軸の位置を配管の中心より、やや偏心させ弁軸を中心軸にして弁をスイングさせることにより弁の開閉を行う構造です。 スイング式チェッキバルブと比較して、コンパクトな構造であり、大型バルブとして適しています。 また、当社のものはリングセット式ですので、現場でのシートの取り換えができます。 ウォーターハンマー防止のために、カウンターウェイトやダッシュポットを取り付けることもできます。
サイレントチェッキバルブ
サイレントチェッキバルブは、流体が正方向へ流れ出すと同時に、弁が弁軸及びケーシングに平行に移動して開き始め、流体の流れが止まると同時に、特殊スプリングの作用により流体の逆流が始まる前に自動的に弁を閉止させる構造のバルブです。 ウォーターハンマー防止型の逆止弁で、小口径のバルブに適しています。 また当社では、現場で部品交換が容易に出来るPS型サイレントチェッキバルブも製作しております。
デュアルプレート式チェッキバルブ
デュアルプレート式チェッキバルブは、ケーシングの中心に弁軸があり、流体が正方向へ流れ出すと、弁軸に取り付けられた2枚の弁が、観音開きに開き始め、流体の流れが止まると同時に、特殊スプリングの作用により流体の逆流が始まる前に自動的に弁を閉止させる構造のバルブで、ウォーターハンマー防止型の逆止弁です。 また、コンパクトなウェハータイプとなっており、小口径から中口径のバルブに適しています。
ティルティング式チェッキバルブ
ティルティング式チェッキバルブは、偏心構造の逆止弁にカウンターウエイトを取り付けた無反動型急閉逆止弁(むはんどうがたきゅうへいぎゃくしべん)です。 シート面を傾斜させることで弁の移動距離を短くし、さらにカウンターウエイトのモーメントを併用することで極めて優れた急閉機構を実現しました。 ウォーターハンマー防止型の逆止弁で、中口径のバルブに適しています。
リフト式チェッキバルブ
リフト式チェッキバルブは、弁がケーシングに設けたガイドによって弁座に対して垂直に動作し、弁の自重で閉止位置に戻る構造の逆止弁です。 損失水頭が比較的大きいことや、水平に設置しなければならないという制約を受けますが、故障などが生じる割合が少なく、主に小口径のバルブに適しています。

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グローブバルブ

グローブバルブは、球形のケーシングを持ち入口と出口の中心線が一直線上にあり、流体の流れがS字状となる構造のバルブです。 弁の開度位置によって、流量を調節する目的で使用され、ゲートバルブと併用して配管される場合が一般的です。 当社では、口径15mmから600mmまでのグローブバルブとその準拠品を製作しています。

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バタフライバルブ

バタフライバルブは、短円筒状のケーシングの中で外周に弁座面をもつ円板上の弁体が弁棒を軸に回転して流体を制御するもので、流量調整用に使用することも可能です。 当社では、汎用ゴムシートバタフライバルブをはじめ、リングセット式、メタル式など、口径40mmから3000mmまでのあらゆる種類のバタフライバルブを製作しています。

 

ボールバルブ

ボールバルブは、外周に弁座面をもつ球状の弁体が弁棒を軸に回転し流体を制御する構造のバルブです。 ケーシングの弁座には、主にテフロンが採用されています。 バルブ全開時に、口径内に弁体が残らず、優れた流量特性を発揮します。 当社では、口径10mmから600mmまでの各種ボールバルブを製作しています。

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エキセントリックバルブ

エキセントリックバルブは、全開時に弁体が主流路から外れる位置に移動するように設計された偏心タイプのバルブです。 浄水・下水処理プロセスにおける汚泥・スラリーなどの固形物・繊維質を含む流体の制御に適しています。 当社では、ケーシング側にゴムシートを採用した自社開発品に加え、エキセントリックバルブのパイオニアメーカー、デズリックウォーター社との技術提携により、弁体全面にゴムライニングを施工した共同開発品も製作しております。 口径15mmから1800mmまでのエキセントリックバルブを幅広く取り揃えています。

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Y型ストレーナー

当社では、配管内の異物を除去し、バルブやポンプ等の装置を守るための、Y型ストレーナーも製作しています。 口径15mmから500mmまでを製作しています。

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(c) 株式会社昭和バルブ製作所 / SHOWA VALVE CO.,LTD.